
にきびは、毛穴のつまりから炎症を起こした場合に発生する症状です。 大抵は思春期に発生しますが、生活習慣の乱れや皮脂の過剰分泌、ストレスなどの影響で、成人でもにきびを発症します。
にきびを治療しなかった場合、瘢痕として肌に残ってしまいます。肌の状態をコントロールし、傷跡を残すことなくにきびやにきび痕を治す方法をいくつかご案内しましょう。

フラクショナルレーザーは、皮膚の深層までレーザーが届き、コラーゲンを生成する働きを活性化させます。同時に、古い角質を除去する効果があることで、キレイでハリのあるお肌に仕上がります。
詳しくはこちらQ: ニキビができる要因は何ですか?
ニキビは、以下の4つの要因によって生じます。
- 1.過剰な皮脂分泌
- 2.皮脂の詰まり
- 3.細菌(アクネ菌)の繁殖
- 4.炎症
Q: ニキビはどんな人に起こりますか?
ニキビは、どんな方にも起こり得ます。10代の若者には「思春期ニキビ」と呼ばれるニキビができますが、それ以降は「大人ニキビ」と呼ばれるニキビができます。特に大人ニキビは、ストレス、不適切なスキンケア、炭水化物を多く含む食事、夜更かしなどの生活習慣などがニキビを引き起こすため、どなたでもニキビができる可能性があると言えます。
Q: ニキビにはどんな種類がありますか?
ニキビは、進行度によって4種類に分けることができます。
- 1.白ニキビ
- 2.炎症性丘疹
- 3.膿疱性ニキビ
- 4.結節性嚢胞性ニキビ
Q: なぜニキビ治療が必要なのですか?
治療せずに放置すると、重度のニキビはニキビ跡などの原因になります。 ニキビ跡を治療すことも可能ですが、まず重要なのはニキビの進行を止めることです。
Q: ニキビの治療法には、どんなものがありますか?
治療法は、ニキビの進行度によって異なりますが、ほとんどの場合は症状が混在します。
どんなニキビでも改善のために言えることは、ご自身に適したスキンケア製品を使用することです。 正しいスキンケアで皮脂の分泌量・毛穴の詰まり・アクネ菌・炎症を減らすことが、ニキビの治療に繋がります。 炭水化物含有量の多い食事を避け、早めの就寝や定期的な運動を心掛けた健康的な生活習慣を送ることも、ニキビの改善に有効です。
クリニックで受けていただく治療法としては、ビタミンA やレチノイド、ケミカルピール、カーボンレーザーによる治療があります。 炎症性および膿疱性ニキビの場合には、ブルーLEDライトフェイシャルトリートメント、レーザー治療、ジェスナースキンピールレーザー、ボトックスやリジュランなどの皮膚への注射剤などの他に、抗生物質などの積極的な治療が少なくとも6〜12週間必要になります。
結節性嚢胞性ニキビの場合、上記のすべての治療法に加え、医師の厳密な指示の下、レチノイドの経口摂取が必要な場合があります。
Q: ニキビ跡とは何ですか?
ニキビ跡とは、重度のニキビによる皮膚の損傷です。 ニキビの炎症により下層のコラーゲンと皮膚構造が破壊され、ニキビ跡が出来てしまいます。
Q: ニキビ跡に違いはありますか?
一般的にニキビ跡は、表面にできる浅いものと真皮層にまで到達する深いものに分けられます。
Q: ニキビ跡を治療するにはどんな方法がありますか?
まず、ニキビの炎症を抑える必要があります。 炎症が治まった後、医師の判断に応じてニキビ跡の治療を組み合わせます。 ほとんどの場合、フラクショナルレーザーとリジュランスキンヒーラーを交互に使用します。
治療の回数は、ニキビ跡の程度によって異なります。 深いニキビ跡の場合は複数回の治療が必要で、フラクショナルレーザー5回と、リジュランスキンヒーラー3〜5回が目安です。
程度によっては、治療回数を追加することもございます。
Q: ダウンタイムはありますか?
フラクショナルレーザーとリジュランスキンヒーラーのどちらも、ダウンタイムはほとんどありません。
Q: 痛みはありますか?
麻酔クリームを使用するため、痛みはほとんどありません。 痛みをさらに抑えるため、施術箇所の冷却も行います。